接骨院御用達25時間ドットコムへようこそ!接骨院御用達25時間ドットコムは、接骨院と治療に通う患者さんのお役立ちページ。 体と心のケアをテーマに、健康で楽しく生きていくためのetcを追及していきます。腰痛、ひざの痛みに悩んでいる人は要チエック! 人生の相談にものっちゃうぞ!!
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25時間ドットコムでは、接骨院周辺の情報を発信しています。
■接骨院のページでは接骨院のホームページの紹介。治療にかかわる材料の紹介。
■理学療法機器のページでは接骨院や整形外科で使用されている機器の紹介。
■その他、健康と美容に関係した情報、心を慰め豊かにしてくれる情報等々。
■特に、腰痛・膝の痛みのページは要チエック。

毎月CDと、文芸を中心とした読み物を紹介していきます。

■バレンボイムはクラシック音楽。
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■投稿は、エッセイや小論文を募集しています。皆さんの気持ちや考えを広く発表しましょうヨ。真面目にネ。
25時間ショップでは接骨院等で扱われる商品を一般向けに販売しております。販売できない商品もありますが、プロユースの品物が手に入りますヨ。

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腰部固定帯
腰部固定帯、いわゆるコルセットはギックリ腰や腰痛症、あるいはその予防に使用されています。 コルセットを付けると痛みが軽減したり楽になったりしますが、それは痛みが出ているところを動かさないようにする からです。安静にするためにコルセットで動きを制限しているわけです。ですから腰痛の場合、コルセットを付けると 同時に安静にしていなくてはなりません。しかし、なかなか仕事も休めないしということで、コルセットで痛みを軽減させながら 動いてしまうというのが現実です。その場合注意しなくてはならないのが、コルセットに頼りすぎないということです。 コルセットは腹圧をあげる効果もあり、つけているととても楽です。 しかし、コルセットに筋肉の補助をさせていると、自身の筋力を落としてしまい、腰痛がなかなか改善しにくくなったり、腰痛症になりやすくなったりします。 コルセットはしないにこしたことはないのです。 痛みの激しい時はしょうがないですが、コルセットに頼る時間を必要最小限にし、筋肉を落とさないようにしましょう。
また、コルセットを腰痛予防の効果のためにつける場合があります。重いものを持ったり、激しい運動から腰を守る為などです。 これも同じく腰のサポート(必要以上に動かないように)することと、腹圧を上げることにより力を出しやすくするためです。
  
腰痛症
腰痛のほとんどは、運動不足、ストレス、慢性疲労、悪い姿勢、肥満、弱い筋肉などによって起こる、いわゆる「腰痛症」と言われるものです。 腰痛症は、ひと言でいえば原因不明の症状で、腰の骨から来るものではありません。 X写真を見ても異常がなく、内臓などほかの要因もないのに腰が痛むというものです。中腰の姿勢で仕事をする人や、長時間すわり仕事をする人などに多く、筋肉の疲労が積み重なって起こると考えられています。しかも、背骨の筋肉が緊張するような姿勢を長時間とりつづけると筋肉がかたくこわばり、ウッ血して痛みを起こすのです。 主な症状として慢性的なものは腰が重い、だるいなどの症状が続きます。腰が冷えたときも痛みが増します。 ・・・

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情報の海原から
25時間ドットコムは、健康で長生きを目指すサイト。しかも楽しく。病気になってしまえば、お医者さんにかかるより仕方ありませんが、病気をしないように普段から気を付けることはとても大切です。でも、神経質になってはいけません。それには毎日を楽しく充実させる生き方を目指すのが一番。加齢による体のおとろえも気分の持ちようで補えるのでは。希望的観測?楽観的?でもいいのです。何も先回りして心配することもありません。ちなみに管理人は人呼んで蠍座のオヤジと言います。年齢その他は伏せておいたほうがよいでしょう。ところで、25時間ドットコムでは、音楽・文芸・絵画の情報を発信していこうと思っています。要するに心の糧です。蠍座のオヤジには音楽のない世界は考えられません。多くの人が、というよりほとんどの人が、ジャンルはともかくとして、音楽のない世界は考えられないと思います。次には本ですが、中には本はあまり読まないという人もいると思いますが。蠍座のオヤジはだめです。何がダメかって、本のない世界がです。最近、目が弱ってきて活字を見るのがしんどくはなってきているので、本が読めなくなったらどうしようなどと本気で心配しているぐらいです。それから三番目は絵画です。最近はあまり意識にのぼることは少ないですが、嫌いではありません。さてさて、前置きが長くなりましたが、これら3つの世界を自らの体験としてホームページに記録し、ご紹介していきたいと思っています。かなり欲張った内容ですが、自分自身の備忘録的側面が強いので、極めて個人的で偏った内容だということを承知の上で、あえて恥もさらしていこうと思っています。しかし、何の本を読んだらいいのか、どんな音楽が感動を与えてくれるのか、あるいはどの映画が面白いのか、限られた時間の中ではずれ籤を引かないことは結構難しいことです。情報が氾濫し、情報が無いにも等しい状況のなか、何らかの有益なものを見つけなくてはなりません。行動せれば必ず何か見つかることは確かですから実行あるのみです。この世は、すべて縁としか言いようのないもので動いているような気がします。偶然の必然と言いますか、常に未確定な時の流れの中に身をおいて、来るべき出会いに希望と不安を抱えながら生きている。そして過ぎ去った過去はすべて必然的なものだと納得して過ごしている。少し違うかナ。これから、自分にとって有益なサイトを勝手に探訪し、ご紹介していきますので乞うご期待。



THE JAZZ SINGER/RYOKO MORIYAMA
RYOKO MORIYAMA


森山良子と聞いてなにをイメージするかは、人によって、世代によって違う。1967年発売のデビュー・シングル「この広い野原いっぱい」を思い出す人は年配者。「涙そうそう」の作詞者、あるいは森山直太朗のお母さんとして認識しているのは若者。そして彼女の父親、森山久が日系2世のジャズ・トランペッターだったことを知っている人は相当なジャズ・ファンといっていい。 父親の影響でジャズに浸かって育った森山良子だが、これまでジャズ・アルバムは1枚も作っておらず、これは初のジャズ作品。ピアノの島健を中心とするオーケストラ(一部ストリングス参加)をバックにジャズ・スタンダードを伸び伸びと歌っていて、まさにジャズ歌手宣言ともいうべき作品だ。ふだんよりキーを下げて歌ったというだけあって、どっしり重心の低い歌声が印象的。アップ・テンポの「スワンダフル」では達者なスキャットも披露する。2曲にマイケル・ブレッカーが参加しているのも話題。父親の歌声が冒頭に流れる趣向も洒落ている。(市川正二)
これからもジャズを歌い続けてほしい歌手のひとり
これほど丁寧に作られたアルバムは、近頃そう多くはありません。 子供の頃からジャズに親しみ、その恵まれた環境のなかで、何故、ジャズのアルバムをリリースしてこなかったのか不思議に感じていました。 それがテレビの音楽番組で次のコメントを聞きナットク! 「ジャズ・シンガーになるのが夢でしたがフォーク・ソングのレコードを出した以上、責任もあるし・・・。」 うーン、この誠実さにはうたれましたね。そんな彼女の長年の夢が実現した本作は、しっとりとした味わいのピアノ・デュオ、 情感豊に響くストリングス、そして重厚なサウンドのビッグ・バンドと内容も多彩で、 コアなジャズ・ヴォーカル・ファンをも唸らせるクォリティーの高い仕上がりになっています。 なかでも「これからの人生」はぜひ聴いて下さい。誠実な彼女らしい語り口と歌唱が心に深く染み入ります。
森山良子が歌うJAZZはとてもいい!
JAZZには全く興味がなかったんです。 森山良子さんがTVに出演の際、このCDの宣伝をしていて、なぜかずーっと気になってしまって…  結局買ったのですが全然後悔はしていません。 私の癒し系CDに仲間入り!気持ちのいいサウンドが頭から離れなくなって、いっつも口ずさんでしまいます。 歌詞には日本語訳もついていて、 JAZZを知らない人にもオススメです。私も勉強?になりました。最後の曲はお休み前に聞くといいですよ☆
森山良子さんの新たな趣きを放つ名盤
JAZZっていいですね、人生における深みや渋みといった叙情あふれるテイストが盛り込まれていて聴くのが楽しいです、 本作品は森山良子さんのそれまで培われてきた森山良子テイストがJAZZの響きにいい趣きを加えた楽しんで聴ける名盤です
驚きました
森山良子さんのベスト集は繰り返し聞いているお気に入りなのですが、いきなりジャズが出てきて驚きました。 「フォーク」という、どちらかというと過去をイメージさせるレッテルをずっと貼られてきたかもしれませんが、 シンガーとしての幅の広さを聴かせてもらえる今後が一層楽しみです。

1. 私の青空 2. バーモントの月 3. スワンダフル 4. サムワン・トゥ・ウォッチ・オーバー・ミー 5. マイ・ファニー・バレンタイン 6. 私のお気に入り 7. 天国への七つの階段 8. 時のたつまま 9. スマイル 10. ホエン・シー・ラブド・ミー 11. ミスター・ボージャングル 12. これからの人生 13. グッドナイト




CDベストセラー


DVDベストセラー

本ベストセラー

松岡正剛の千夜千冊

日々の一冊

芥川賞のすべてのようなもの

直木賞のすべて

書評空間
接骨院ってどんなとこ?

国家資格を取得した柔整師が骨折・脱臼・捻挫・打撲といった外傷に対して施術を行うところです。 施術においては保険の適用を受けることができます。 受傷直後には冷やし、回復期には温めることが基本ですが、痛みの軽減をはかりながら自然治癒力を最大限に引き出し、 症状を改善していくことがポイントです。 そのために冷やす道具、温める器械、筋肉をほぐす器械、痛みを取る器械等が多く使われています。 接骨院というくらいですから、本来骨にかかわる仕事のはずですが、最近はむしろ筋肉や腱などにかかわるの仕事が主になっています。 名前も整骨院や○○整骨院といったものが増えて、接骨院やほねつぎの看板は減っているようです。 肩こり、腰痛等の慢性疾患は厳密に言うと保険で認められていませんが、現実的施術のほとんどが慢性疾患であり、マッサージ等 の慰安的施術も増えています。しかし、慢性疾患で苦しんでいる人が多いのも事実ですし、予防医学の見地からも接骨院の存在意義は大きいといえます。 接骨院とは歴史的経緯により既得権としての医療類似行為を国より認められている施設という言い方もできると思いますが、 医療行為として認められているわけではありません。したがって、投薬や手術は認められていませんし、またレントゲンの使用も認められていません。 むしろ医者や病院とは違うと考えた方が接骨院としても患者さんとしても良いのではないでしょうか。 整形外科の小規模なのが接骨院ではないということです。接骨院には接骨院の良さと存在理由があるのです。
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柔整師(柔道整復師)とは?

柔道整復師法に基づいて骨折・脱臼・捻挫や打撲といった外傷に対する施術を行う者。俗に接骨師、あるいは「ほねつぎ」とも言う。 元々は千住名倉などに代表されるような家伝の接骨術を継承してきたほねつぎや、柔道の師範・師範代、経験者でも 相当な実力を有する者が資格を取得し、道場に併設する形で営まれる接骨院が多かった。しかし、現在では、道場自体が減少していることもあり、道場に併設される接骨院は減少している。  2000年以降養成施設が急増したこともあり、近年の資格取得者の大部分は柔道とは無関係となっている。尚、「整体師」と混同されることがあるが、全く無関係である。
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Impressions
竹内まりや

1. けんかをやめて 2. 明日の私 3. マージービートで唄わせて 4. Forever Friends 5. 恋の嵐 6. シングル・アゲイン 7. もう一度 8. マンハッタン・キス 9. 元気を出して 10. 本気でオンリーユー(Let’s Get Married) 11. 告白 12. 純愛ラプソディ 13. リンダ 14. 家(うち)に帰ろう(マイ・スイート・ホーム) 15. 駅
評価:S
三日月ロック
スピッツ

1. 夜を駆ける 2. 水色の街 3. さわって・変わって 4. ミカンズのテーマ 5. ババロア 6. ローテク・ロマンティカ 7. ハネモノ 8. 海を見に行こう 9. エスカルゴ 10. 遥か (album mix) 11. ガーベラ 12. 旅の途中 13. けもの道
評価:S
クロージング・タイム
トム・ウェイツ

1. オール '55 2. 恋におそれて 3. ヴァージニア・アヴェニュー 4. オールド・シューズ 5. ミッドナイト・ララバイ 6. マーサ 7. ロージー 8. ロンリー 9. アイス・クリーム・マン 10. 愛の翼 11. グレープフルーツ・ムーン 12. クロージング・タイム
評価:S

グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー) (単行本)
スコット フィッツジェラルド (著)

内容よりも雰囲気を訳した作品
私は現在アメリカのロスアンゼルスの高校三年生ですが、此処では「グレート・ギャツビー」は必修科目です。 高校三年の英文学のカリキュラムはアメリカ文学史。ヘミングウェイ、フィッツジェラルド、スタインベックと進んでいきますが、 その中でも一番重点を置かれるのがこの「グレート・ギャツビー」。 私が村上訳を読もうと思ったきっかけは、私の英語の先生が「日本で有名な作家のムラカミという人がギャツビーを訳したが、 それはとてもいい訳だとウォールストリート・ジャーナルで読んだ。是非読んでみないか?」と進めてきたからです。 三島由紀夫を英語で読んでもいまいちなように、フィッツジェラルドを日本語で読むなんて!と最初はあまり乗り気ではありませんでしたが、 「ノルウェイの森」や「海辺のカフカ」など他の村上さんの作品は愛読していたので、 「まったくイメージが違ったとしても、『村上の作品』として読めばいいかな」と思って注文し、読んで見ることにしました。 原文でかなりの衝撃を受けた私ですが、この訳にはさらなる衝撃を受けたといわざるを得ません。 訳が見事なのはもちろんですが、あらゆるギャツビー関連のエッセイを授業で読んだ上で、なんともいえない解釈の深さに驚きました。 言語が違ってしまうと醸し出す雰囲気も当たり前のように変わるものですが、村上さんの描くギャツビーは、 まさしく僕のイメージのギャツビー、いや、アメリカで学ぶフィッツジェラルドの描こうとしたギャツビーそのものなのです。 ただ単に、筋が通るように語句を並べて訳しているのではなく、 フィッツジェラルドの原文に等しい「雰囲気」を作り出すように丁寧に言葉を選んでいるのが伝わってきます。 もちろん数箇所は「ここは(作り出す雰囲気が)原文の通りじゃないな?」とか「あれ、此処は意味が隠れているはずなのにな?」 と思うところもありますが、それ以外は「もしかしてフィッツジェラルドって日本語も書けたのかい?」と思わず唸ってしまうほどの出来です。 ヘミングウェイやカフカの和訳でよく見られるように、訳された作品には「内容」を重んじたものが多いです。 つまり、同じストーリーは伝わるのですが、そこから感じられるイメージ、雰囲気、感情の揺らぎなどはなかなか伝わりません。 和訳を読んでから原文を読んだり、その逆をしたりすると「あれ?このキャラクターってこんな風に思っていたんだ」 と驚いてしまうことが多いです。 しかしこのギャツビー、全てのキャラクターが、原文と同じように考え、行動し、会話や動きからは原文と同じ雰囲気を作り出してくれます。 これはもう、神業です。かなりのギャツビーファンとして、映画版も何バージョンか観ましたが、 それよりもこちらのほうがより正しく、よりフィッツジェラルドらしいムードを作り上げてくれます。 原文を読んだことある方も、「いい作品と聞いていたけど、結局は訳だからなぁ……」と悩んでいる方にも、是非是非お勧めです。 唯一気になる点は、「Gatsby」は「ギャツビー」ではなくずっと「ギャッツビー」だと思っていたところですかね。 人によって発音は違うみたいです。アメリカでは後者が主流。(笑 以上、文学ヲタによるレビューでしたっ。
傑作!
このレビューの作者: The Great Gatsby (ペーパーバック) 語り部である"私"が、はじめてギャツビーを見かけるところ。 夏の夜、海の入り江の向こう岸に向かってギャツビーが手を広げて震えている場面。 "私"は、彼が見ている方向を見ても、一つの小さな緑色の光が見えるだけで他には何もなかったという下り。 素晴らしく印象的で、ギャツビーの性格、そしてフィッツジェラルドという作家の本質を良く表していると思います。 失ったものを取り返そうとする焦燥感。上辺だけの嘘。空虚な人間関係。無気力さ。悪。そして激しい恋心。 そういった要素が浮かんでは消え、気怠く展開していくこの話を何回読んだのかな。 Matthew J. Bruccoliが序文を付けたこの版では、何バージョンかある原稿の中から、フィッツジェラルド自身が最終原稿としてまとめたもの。 つまり、彼自身原稿を何度も何度も書き直しているということであり、この本こそ彼の最終原稿であるという訳です。 フィッツジェラルドの著作の中では、構成力と登場人物の性格づけという意味においても最高傑作かと思います。 大推薦!
最高の曲を、天才がアレンジした音楽
言わずと知れた、村上春樹さんによる翻訳の話題作です。 村上さんは、これまでにも様々な海外小説(特にアメリカ小説)を翻訳なさって、紹介されていると言うことです。 僕はハルキストといかないまでも、村上さんの小説は大好きで、沢山読んでいましたが、正直翻訳された小説は読まないできました。 というのは、村上春樹はオリジナルの小説家であって、 人の小説を訳すサブの仕事(翻訳者の皆様すみませんm(__)m)には向かないのではないか、 村上春樹が訳せばどんな作品も村上節(?)になってしまい、原作を楽しむといった意味では、 プロの翻訳家の方のものを読んだほうがいいのではないか、と勝手な独り決めをしていたからです。 それでも今回「グレートギャツビー」を読むにあたって、村上訳を選んだのは、 同じく村上訳で先行して話題となっていた「キャッチャーインザライ」の訳業より本作のほうが評価が高かったようだからです。 (「キャッチャー…」は「これは原書とは違う、村上作品である」との評が目立ちました。) 読み終えて、僕の考えが、全くの杞憂に過ぎなかったということが分かりました。 「あとがき」を読まずとも、訳全体から村上さんの原作に対する並々ならぬ思いが伝わってきます。 「自分をゆすぶったものを読者に正確に伝えられるだろうか」という、怯えにもにた細心さと天才的な感性で、 一語一語訳されている本作は、結果として村上色に染まっているものの、それは原作のもつ輝きに対する完全な奉仕の結果、 自ずとにじみ出てきたようなもので、とても好ましく感じられました。 読み始めると、「翻訳・村上春樹」の名前がぼかされてゆき、徐々に1920年代のアメリカが浮かび上がってきます。 内容は読んで頂くとして、僕が驚くとともに感心したのは、全てのシーンが、 ビジュアルとして立ち上がってくることです(付け加えれば、音楽も響いてきます)。 それはさながら映画の名シーン(ハイライトという意味ではなく、深みのある洗練されたという意味で) をよどみなくつなぎ合わせたもののようでした。 いや、それ以上です。映像として現そうとすると零れ落ちてしまう、 捨てざるを得ないものを全て含んでいるからです(抽象的な言い方ですいません)。 あまりにも完成されていて、これでは読書の楽しみの大きな部分を占める(と僕は思う)、 「読み手の自由(想像力)」をほとんど奪い去ってしまうのではないかと、要らぬ心配をしてしまう程でした。 (原作の持つ力なのか、翻訳の手腕なのかは、原文を読めない僕には判断できません。) 「芸術作品としての、映画に対する小説というジャンルの優位」ということを、改めて思い知らされました。 数え上げればキリがありませんが、個人的に1番好きな場面は、ギャツビーが初めて登場するシーンです。 僕はかつてこれほどしびれる登場シーンを見たこと(読んだこと)がありません。 小説家としてだけでなく、翻訳者としても村上さんがとてつもない才能を持っていることを感じさせられる作品です。
坂の上の雲〈1〉 (文春文庫) (文庫)
司馬 遼太郎 (著)

同じ松山で生まれ育った正岡子規と、日露戦争で活躍した秋山兄弟。子規は病と闘いながら俳諧の革新に挑み、秋山兄弟はそれぞれ日本の騎兵、海軍の技術向上に尽力した。当時最強とうたわれたロシアのコサック騎兵を打ち破るべく、ひたすら仕事に打ち込む兄好古と、文学の世界に未練を残しながらも海軍に入隊し、海軍戦術を研究し続けた弟真之。2人のまじめな努力の成果は、歴史が証明している。誰もが立身出世を目指した時代に、彼らがどうやって自分の人生の意義を見出したのか。そんな視点から読んでみるのもおもしろい。 司馬遼太郎の大河小説の中でも、本書は特に評価が高く、ビジネスパーソンをはじめ、多くの人々に読まれている。改革の時代にこそひも解きたい、そんな1冊である。(土井英司)
ある朝
 ある朝のことだった。通勤電車の中で中年のサラリーマン風の人が熱心に古びたハードカバーの本を読んでいた。 カバーもせずに読んでおり、何を読んでいるのかなと覗き込んでしまった。それがこの本であった。 司馬遼太郎の著作で評価の高いことも知っていたが、かなりの長編であるし、最近は歴史小説もあまり読んでいないこともあって、 正直どうかなと思っていたがどうしたわけか読み始めてしまっていた。  新しい時代「明治」に生きる、好古、真之、子規ら松山出身の彼らの成長を読み進めるうちにいつの間にか引き込まれてしまった。 新しい日本を作っていこう、国を良くしていこう、そのために自分自身で何を成し遂げようか、 そういった驚くほど前向きで壮大な志しをそれぞれが持ち自分の道を進む。 現代ではなんとなく抱き難い、そういった真っ直ぐな目標や夢を持ち、そのための努力をし、前に進んでいく。 そんな姿に、「歴史小説」であるにもかかわらず、「オレもがんばろう!」という気にさせられてしまう。  この兄弟が特別な才能をもった特別な人間なのか?決してそうではなさそうである。 著者のあとがきにもあるように、”かれらがいなければいないで、この時代の他の平均的時代人がその席をうずめていたにちがいない。”  長いこと時間をかけて全8巻を読み終えて、ようやく著者のあとがきを読んだとき、 「坂の上の雲」という最高に素敵な題名をつけた司馬遼太郎にありがとうを言いたい気持ちになった。
胸が熱くなります。久々の感覚!
1973年生まれの私は、当然父でさえも戦争を知りません。 この本は、職場の支店長が強烈にすすめておられたので、思い切って読み始めました。 感想は、、、『支店長!ありがとう!!!』です。聞いてみると、周囲には読んだ人がとても多かった。 今更ながらではあるが、でも、出会えて本当によかった。 日本人の純粋さ、まっすぐさに強烈に感動しました。 現代に生きる私たち日本人の中にも、いまだ武士の魂というものが脈々と行き続けているのでしょうか? 愚直な、現代では信じがたいほど鈍臭く真っ直ぐすぎる主人公達に新鮮な感動を覚えました。 引き込まれていくのであっと言う間に読み終わることができました。 もっともっと若い人たちにもどんどん読んでいただきたい。 私自身、決して戦争を肯定するものでも、帝国主義を肯定するものでもありません。 ただただこの時代の人たちの生き様を目に焼き付けて欲しいと強く感じました。 今は、これを読むのが楽しみです。素晴らしい作品です。
世界の日本にした男達の生き方
 日本がロシアに勝ったなんて、恥ずかしながら知らなかったです。  秋山兄弟を主として、いろんな登場人物が出てきます。その中でも児玉源太郎が特に好きです。 世界の3大提督である鹿児島の東郷平八郎も出てきます。  秋山真之「本日天気晴朗ナレドモ波高シ」  児玉源太郎「諸君は昨日の専門家であるかもしれん。しかし明日の専門家ではない」  203高地の占領、バルチック艦隊に完全勝利する描写が血沸き肉踊るシーンです。(戦争を賞賛してはいけませんが)  この本は経営者が選ぶ本、第1位にもなっています。全くその通りだと思います。今まで読んだ小説の中で一番です。  NHKで平成21年に放送予定なので、楽しみです。
明治という時代が本当によくわかる作品
もうすぐNHKでもドラマ化しますし、相当認知度の高い作品で、あまり紹介する必要がない気もするのですが・・・しかし!あまりに好きな作品なので少し書かせてください。 当然星5つ。司馬遼太郎の作品で一番有名なのは「竜馬がゆく」かもしれませんが、個人的にはこちらの方が好きです。 明治維新後15年しかたたない弱小国家である日本が世界の一流国の仲間入りをするために(というか不平等条約を改正してもらうために)、涙ぐましい努力で陸海軍を増強し、結果として日清戦争で清を破り、さらにそのたった10年後にはロシア帝国というとんでもない超大国を相手に戦争を起こし、それをも結果的にではありますが戦勝国としてポーツマス講和条約に望むのです。当時としてはまさに奇跡としか言いようのない大番狂わせだったわけです。 明治に生きた3人の主人公を軸にその日清・日露戦争をジャーナリストのような視点で克明に描いているのがこの作品です。3人の主人公とは・・・陸軍初の騎兵隊を率い、当時最強といわれたコサック騎兵を破った『秋山好古』、日露戦争の勝利を決定的なものにした日本海会戦で、その作戦の全てを担った男、『秋山真之』、真之の幼馴染であり、明治期の俳句に革命をおこした『正岡子規』です。ちなみに真之は好古の弟です。 日本人ならば、読めば必ず日本人としてのアイデンティティーをそこに感じることでしょう。とかく第二次世界大戦の敗戦が直近の戦争として、よく取り上げられます。しかしたった100年前の同じ日本で、このような誇り高き戦争(もちろん戦争はよくありませんが)がおこなわれたということは皆が必ず知って欲しいことだと思いました。 日本人なら、とにかく読んでくれ!!!
日本の近代史入門書
明治とは、どういう時代だったのか。明治に活躍した人たちは江戸時代に生まれたわけだが、階級社会であった江戸時代にどういう立場にいた人たちだったのか。外国の情報が乏しい中、日本人はどうやって外国の文化を取り入れ、外国の政府と交渉したのか。優れたリーダーとは、一体、どういう人なのか。本書は、日露戦争を題材に、実在の人物を通して、これらの疑問に答えてくれる。 目的があって読み始めたわけではないが、あまりの面白さにあっという間に8巻全部を読み終えた。 徳川という旧い秩序の崩壊は、下級武士たちから生活の保障を奪い、生きる方法を模索させたと同時に、実力さえあれば出世のチャンスがある大きな空白を生んだ。明治時代、冒険心に満ちた優秀な人材が続々と頭角を現したのは、このためではないか。しかし、完全に階級を無視した自由競争が存在したわけではない。政治や軍事の分野で高い地位についたのは、倒幕を推進した薩摩藩、長州藩の幹部たちだで、中にはダメなリーダーもいた。また、出世競争に参加できたのは江戸時代に寺子屋に通って基礎的学問を身に付けた武士の子どもたちだった。他方で、軍隊の末端で従順に上官の命令を遂行し、虫けらのように命を落としていった兵隊たちは、農家の次男坊、三男坊が多かったのではないか。 わずか100年前、日本人が何をしたか、日本がどんな国たったかを知ることは、今の私たち自身を知る大きなヒントになると思う。


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